家事・家計を考える
vol.5 照明と健康を考える。

毎日何気なく使っている照明ですが、実は健康と大きな関わりがあります。いつまでも健やかに暮らせるよう、わが家の「灯り」について考えてみましょう。

まずは、灯りの基本的な知識をチェック!


照明について、意外に知らないことや間違っている知識は多いもの。まずは、右の設問でご自身の知識をチェックしてみてください。

■正解と解説■
(質問1)NO
明るすぎる照明はまぶしいだけで、かえって目を疲れさせます。また、睡眠障害や近視の原因になるという説もあり、「明るさは適切に」がベストです。

(質問2)NO
夜間トイレなどに起きると、明るい光に神経が覚醒され、再び寝付きにくくなくなることも。廊下の照明は、足元灯などのやわらかな灯りにしましょう。

(質問3)YES
かつてのJIS基準では、読書には750ルクス(質問4の答参照)の明るさが必要とされていましたが、最近では「もっと暗くても目に悪影響はない」となっています。新聞などは、300ルクスあれば読めるようです。

(質問4)NO
「ワット(W)」とは、消費電力量を表す単位。明るさを表すのは、光を受けている面の光の量を表す単位の「ルクス(lx)」になります。

「明るさ」選びの際は、部屋の広さを基準に。


出典:(社)日本照明器具工業会ガイド121
「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」より
※二重環形・スリム環形は、高周波点灯専用形です。

照明は、光源から離れた場所では暗くなる性質があり、当然、部屋が広ければ必要な光の量も増えます。1畳辺りに必要とされる明るさを消費電力量のW数で表すと、蛍光灯で10~20W、白熱灯で30~40W。右の表は、蛍光灯の場合での、部屋の広さに対する必要なW数です(W数は消費電力の単位であるため、照明器具の種類やデザインなどによって明るさに差が出ることもあります)。わが家の照明プランの参考にしてください。

年齢に合わせた「明るさ」選びも大切。


出典:(社)インテリア産業協会「高齢者のための照明・色彩設計」より。
※蛍光灯は、白熱灯の3分の1のW数で同じ明るさが確保できます。

明るさを選ぶ際は、部屋の広さのほかに、年齢を考慮することも大切になります。人間は、生理的な快適感や安全性の確認の約8割を視覚で行うといわれていますが、加齢により視力が低下するとより高い照度が必要になります。右図のように高齢者の場合は、全般照明でJIS基準の1.5倍、作業照明で2倍の明るさが必要になるとされています。

部屋に合わせて、灯りの色を選ぶ。


※ケルビン(K)とは色温度の単位。色温度は、
寒色系の色は高く、暖色系の色は低くなります。

照明には、大きく分けて「電球色」「昼白色」「昼光色」の3つの色があり、それぞれに室内の印象や物の見え方が変わってきます。
それぞれの色に最適な部屋は、以下のようになります。

●電球色(温かみのある赤っぽい光)…ダイニングやくつろぎ重視のリビングルームなど。

●昼白色(生き生きとした自然の光)…高齢者向けのリビングルーム、洗面所、キッチン、子ども部屋など。

●昼光色(すがすがしいさわやかな光)…明るさを重視したいリビングルーム、勉強や細かい作業をするスペースなど。

なお、右上図のように、昼白色は照度が低いと陰気で寒々しい雰囲気になり、電球色は照度が高いと暑苦しく感じられるため、適度な照度を選ぶことも大切です。

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