家事・家計を考える
vol.20 熱中症にご注意を。

熱中症にかかりやすいシニア世代は、予防対策を万全に。


猛暑続きの毎日。屋内でも、また寝ていても発症の危険がある熱中症は、シニア世代になると加齢による体温調節機能の衰えや喉の渇きに気づくのが遅れがちになることなどが原因で、発症リスクが高まるといわれています。まだまだ暑さの続くこの季節、以下のようなポイントに注意しましょう。

熱中症患者の4割弱は、居住施設で発症!


熱中症というと、炎天下の屋外で発症しやすいものと考えがちですが、実は屋内で発症するケースも多く、東京消防庁の発表(①)によると、熱中症で救急搬送された患者の4割弱は「住宅等居住施設」で発症していることがわかります。さらにこれを年代別にみると、全体の約4割が65歳以上の高齢者となっています。
また、気温が28℃を超えると発症が急増していることもわかります(②)。熱中症は、大量の発汗で水分や塩分が失われたり、上手に汗がかけず体内に熱がこもったりすると発症します。気温28℃、湿度70%を超えると発症リスクが高まるため、エアコンを上手に活用し、こまめな水分補給を心がけましょう。

水分補給は「適量&適切」に。


ちなみに、左は人の身体に1日に出入りする水分量。夏は発汗量が増えて脱水症になりやすいため、水分補給はやや多めに。ただし、がぶ飲みはせずに小さなコップでこまめに補給するようにしましょう。また、「喉が渇いた」と感じるのは、すでに水分が失われている証拠。特にシニア世代になると、喉の渇きを感じるのが遅くなるため、「喉が渇く前」に早めに飲むようにしましょう。
ただし、その際に注意していただきたいのが「ペットボトル症候群」。水代わりに清涼飲料水を過剰に飲むこと(=多量の糖分摂取)が原因で発症する「急性糖尿病」の一種で、血糖値が急上昇して腎臓の働きが追いつかなくなり、尿が増えて水分が失われ、ひどくなると意識が混濁することもあります。
一般的には若年層の発症率が高いとされていますが、シニア世代の糖尿病予備軍の方も注意が必要。スポーツドリンクにも、500m?あたり20~30g程度=角砂糖(3g)7~10個分の糖分が含まれているため、飲み過ぎには注意しましょう。

「衣」「食」のひと工夫で、熱中症を予防。


●涼しく装う。
また、熱中症予防には衣類もポイントに。綿や麻、作業着などに多用される綿ポリ(綿とポリエステルの混紡)、アロハシャツに使われるレーヨンなど、通気・吸湿・速乾性にすぐれた素材の衣類を選ぶようにしましょう。さらに、寝具も通気性が良く、ひんやりした触感のゴザや竹、籐などのマットや枕(写真上)などがおすすめ。それでも暑い時は、ケーキなどに付いてくる保冷剤を凍らせてタオルなどに包み、枕の首の後ろの部分などに当てると体温が下げられ、熟睡することができます。

●涼しく食べる。
そして最後のポイントは、「食」。東洋医学の考え方に基づいた「身体を冷やす陰性の食材」を摂れば、身体の内側から涼を得ることができます。身体を冷やす食材に共通する特徴は、暖かい地方や季節に育ち、瑞々しくやわらかな味わいがあること。トマト・ナス・キュウリなどの夏野菜や、スイカ・バナナ・パイナップル・キウイ・メロンなどの南国フルーツはその代表格。各種ビタミンが豊富なうえ、熱中症予防に効果的なカリウムなどのミネラル分や水分も豊富に含んでいます。
たとえば右写真の、夏野菜たっぷり「ラタトゥイユ」。そんな夏野菜を食べやすくカットして耐熱容器に入れ、オリーブ油や塩・コショウ、白ワイン、すりおろしたニンニクなどを振りかけて電子レンジで5分ほど加熱するだけで完成。火を使わず調理でき、熱中症もしっかり予防できます。

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