「シングルミックスな暮らし」レポート
1 家族旅行から夫婦の旅に 東京・M様ご夫妻

父親不在の家族の絆

某電機メーカーに勤務され、間もなく定年を迎えられるM様は現在、奥様、お嬢様との3人暮らし。住まいは、25年前に建てられた二世帯仕様の住宅です。

「私は長男なので、将来は親との同居もあるかもしれないと考え、新築の際にいずれは二世帯住宅としても使えるよう設計をお願いしました」(ご主人)

しかし8年前、お父様が脳溢血で急逝されたのを機にお母様に同居をもちかけたものの、お母様は一人暮らしを希望され、結局ご家族3人での暮らしを続けられることになりました。

そんなM様ですが、本来はご長男も入れての4人家族。お子様たちが小さなころのM様は転勤が多く、落ち着く暇がなかったと奥様は振り返られます

「とにかく、2、3年経つと辞令という感じで。でも、長男の小学校入学を機に、家庭が父親不在になるのを覚悟の上で、主人には単身赴任してもらうようにしました」(奥様)

そうした事情もあって、M様は家族の結束を守るため年に一度は家族で旅行に出かけることとし、それはご長男が大学を卒業される年まで続いたそうです。

「修学旅行みたいに“旅のしおり”まで作ったりしましてね(笑)。子どもが小さなころは海や山が多かったのですが、次第に温泉や海外にも出かけるようになりました」(ご主人)

その後、ご長男は外資系企業に就職され、現在は青い目のお嫁さんをもらってアメリカ住まい。お嬢様も大学を卒業され、無事就職されました。

家族旅行が夫婦の関係を見直すきっかけに

しかしM様には、一つお悩みがあったそうです。それは、同じ家族でもある奥様とお嬢様の間に、自分だけがうまく入り込んでいけないということ。そこで、一念発起し、しばらくやめていた家族旅行の再開をお二人に提案されました。

「昔と違い、ゆっくり大人の話ができるんじゃないかと期待した部分もありまして」(ご主人)

再開された家族旅行は、アメリカのご長男を訪問する旅から始まり、台湾グルメツアー、マダガスカル島ネイチャーツアーと、どれも素敵な家族の思い出となりました。

ところがM様の胸の中には、何か釈然としない思いが残ったままでした。それは「せっかく夫婦でゆっくり過ごせる時期がきたのに、このままでいいんだろうか」という疑問だったそうです。そこでM様は、今度は奥様を夫婦の旅に誘うことにしました。

「主人に言われるまで、気づきませんでした。言われてみれば、3人での旅は私と娘の二人旅の延長だったんですよね。主人のおかげで、私もやっと子離れできました」(奥様)

以来、お嬢様もお二人の時間と親子の時間を区別してくれるようになり、今では「私も一人暮らししようかな」などとつぶやいたりするようになられたとか。

友達親子・・・・・・それは決して悪いことではありませんが、親も子も自立することで新しい関係を築いていくことは必要なこと。M様も、ご自分と奥様、お嬢様とお母様という大切なご家族との関係を今一度見直しつつ、これからの人生に向けての設計図をあらためて引き直されつつあるようです。

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