「シングルミックスな暮らし」レポート
1 何もしないで、堂々楽しく 東京・H様ご夫妻

住み慣れた家で、マイペースに暮らす

「日本には、定年後も仕事で忙しいことを自慢する方もいるようですが、欧米みたいに何もしない定年後の人生があってもいいんじゃないかと思いまして」(ご主人)

そうおっしゃるH様は、60歳の定年まで働いて大手メーカーを退職。現在は、東京郊外に建つ二階建てのお住まいで、奥様と二人暮らしをされています。

「一時は、都内のマンションに住替えた方が便利かなと考えた時期もありましたが、今は週1くらいのペースで出かけられれば十分かなと思うようになりました。いずれ不便を感じるようになったら、そのときあらためて住替えを考えようと思っています」(ご主人)

H様ご自身は、現在は仕事はされておらず、ボランティアで地域のシルバーセンターでパソコンを教えられているとのこと。

「友人たちが、私が何もしていないというと心配そうな顔をするので、そのときはパソコン教室の教師をやってるよって答えるようにしています。私は、元々定年後は働くつもりはなかったので、現在の暮らしに十分満足しています」(ご主人)

そんなH様も、日常は結構忙しそう。勤務していたころから習慣だったという「月曜日はケーキの日」は現在も継続中で、毎週月曜日は都心に出てケーキを買って帰宅されるとのこと。昔と変わったのは、以前は会社帰りに買われていたのが、現在は奥様とお二人でお出かけになり、映画を見たりランチをしたりして楽しまれた後に買ってご帰宅されるようになったという点。また、木曜は地域の体育館で卓球に励み、金曜は近くの図書館で読書三昧、そして土日は夫婦そろって昔からの仲間とテニスに興じる。さらに余った時間で近くに借りた市民農園で野菜を育て、暇があれば「男の料理教室」にも通うなど、何もしないとおっしゃる割には、H様は実はとてもお忙しいご様子です。

やることがあるからこそ、 互いの距離感もとれる

一方、奥様は子育てが終わった頃合いを見て仕事に復帰され、二級建築士やインテリアコーディネーターの資格を取得。やはり、定年になられる歳までお勤めになられて、ご主人より一年遅れてリタイアされたとのこと。

「私が退職するまでの一年間、主人が家事全般をこなしてくれて助かりました。一人で放っておいても勝手にやることを見つけてくるので、手がかからないんです」(奥様)

そんな奥様も、ご主人同様ご自分のペースは崩されません。ケーキの日などにはお二人で出かけられるものの、用事があればキャンセルされるし、現在通われているスポーツジムも、学生時代から好きだったという油絵も、いずれも定年後にお一人で始められたとのこと。また、スケッチ旅行などもご主人ではなく、お仲間と出かけられるそうです。

しかも意外なことに、お二人はご自宅ではあまり会話されないとのこと。食事の時間が終われば、奥様は二階のアトリエに、ご主人は庭仕事にといった具合に、お互い相手に干渉することなくマイペースでご自分の時間を楽しまれているそうです。

また、ご主人は定年を機に子ども部屋だった空間を書斎にリフォームされたものの、結局はリビングでパソコンを叩く時間の方が長いとのことで、お二人の場合は「同じ空気を吸っていると息が詰まる」などといったケースは、およそ当てはまりそうもありません。

それぞれご自分のやることがあり、お互いにそれを認め合い尊重し合いながら、ほどよい距離感でコミュニケーションしながら暮らす、H様ご夫妻の笑顔の秘密は、どうやらその辺りにありそうです。

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